デイリーMoccoly

母レイコの誕生日プレゼントに犬のメガネ入れをあげた。

いつもメガネをいろんな場所に置きっぱなしにして凄く邪魔なので、この犬を見付けた時、これならちゃんと入れるだろうと確信した。

包み紙を開けたレイコは私の予想通以上にこの犬を気に入り、「ワンワン」という何の工夫もない名前までつけて早速愛用した。

これでメガネが邪魔になる事もなく、本人も探す事がなくなる。
良かった！良かった！

と喜んだのもつかの間、次の瞬間レイコはこの犬に異常なまでの愛情を捧げはじめた。

まず犬にいろいろ話しかけまくった。
必要以上に撫でまわし、肩に乗せたり、頭に乗せたりした。

そして「おて！」とか言って、自分で犬の足を手に乗せて喜んでいる。

確かに可愛いいが、本物の犬と全く同じように扱っているレイコは尋常ではない。
知らない人が遠くから見たら、本物の犬と戯れているように見えるくらい犬とじゃれあっている。

まぁレイコのこんな行動はいつもの事なのだが、それにしてもちょっとじゃれあい過ぎだ。

とにかく母レイコ良かったね…。

と、犬とじゃれあうレイコ見ながら、ソッとその場を後にした。

しかしその後もレイコの犬愛は続き、出掛ける時は犬に「いってきます！」と言ってるし、帰って来ると犬に「ただいま！」と言っている。

テレビを見る時はメガネをかけるので、メガネ入れの仕事が無く、てもちぶさたにしている犬を抱っこしている。

レイコはすっかり犬を飼ってる気分になっているようだ。

大丈夫かレイコ…。

私もひょうを可愛がっているから人の事は言えないけどさ…。

我が家に新しい仲間が加わった。