デイリーMoccoly

じんわりいい感じ

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『日日是好日』という本を読んだ。
じんわりいい感じだった。
25年以上お茶を習い続けた作者が、お茶を通して日々の暮らしが少しずつ素敵に変化していく様子を書いたエッセイ本だ。
ちょっと前に読んだ小説もキーポイントがお茶だったし、何気なく見たBSに千利休の子孫にあたる素晴らしいお茶の達人が出ていて見いってしまったりと、最近お茶づいている。
私の中でお茶というとどうしても「お茶=千利休=めろりんQ=ダンス甲子園」という方程式が出来上がる。
その昔、天才たけしの元気が出るテレビで山本太郎がめろりんQとしてヘンテコ踊りをしていた。
その時一番印象に残っているのが、お茶のお手前の動きをやった後でいきなり千利Q〜!と避けんでいた場面だ。
やけにインパクトがあったのでずっと覚えている。
それ以来お茶というと必ずめろりんQの千利Qが出てくる。
それくらい私はお茶に全く興味が無かったのだが、お茶の知識を少し知ったら雰囲気だけでも味わってみたくなった。
当たり前だが、めろりんQとはまるで違う世界という事を今更ながら認識した。
四季と共に日々変化する日常の生活や気持ち。
それを一番じっくりと味わえるのがどうやらお茶らしい。
せっかく日本人に生まれたのだから、日本にしかない独特の文化をもっともっと知らなきゃ損だよなァと思った。
めろりんQはもう卒業だ。

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