デイリーMoccoly

景色はこんなにキレイなのに…。

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星の砂ビーチを早目に退散し、次のビーチに向かった。
星の砂ビーチに比べたらまだ空いていたのでホッとした。
しかしここもまた凄いキレイだなァ。
かき氷を食べながらボーっと海を眺めていたその時!私の目の前に観光バスが2台停車した…。
えっ!そんな!えっ!何で!
一瞬にして海は見えなくなった…。
ちょっと何でビーチに停車するのさ!
こんな事ってあるのね…。嗚呼…もう駄目だ…。神様助けて下さい…。
バスの運転手さんは私に向かって何度も目で合図をしながら謝ってくれた。
でも私もういいんです…。
しかもここは私だけのビーチじゃなく、みんなのビーチだし…。
バスは結構長い事停車してやっと去っていった。
やれやれ…と思ったのもつかの間、今度は何処からともなく団体のおばちゃんとおじちゃん達がやって来て大声で凄い勢いで話まくり、ビーチのまったりムードは再びぶち壊された…。
するとかき氷屋のお兄さんが私に、今日は修学旅行生も来たりして一日こんな日だったよ…。向こうの橋に行けば観光客は居ないから行ってみたらどう?
と親切にも勧めてくれた。
はい。行ってみます。
私はお兄さんの支持に素直に従い橋に行ってみた。
本当だ。橋には男の人が一人座っていただけで、凄く静かだった。
最初からここに来れば良かったなァ。
しばらく私はそこでボーっとした。
ボーっとするのは素晴らしい。
嗚呼気持ちいいなァ。とボーっとする事を満喫していたその時!私のすぐ近くにカラスがやって来た。
ギャーーーーッ!!!!
カラスは一生懸命カニを食べようとしている。
カラスよ、いい子だからもう少しあっちに行っておくれ。
あと5メートル、いや3メートル、いや1メートルでもいいからもう少し向こうに行ってくれ。
私はカラスに向かって念じた。
しかし私の念も虚しくカラスはずっと私の近くにいた。
嗚呼これ以上はもう駄目だ…限界だ…。
カラスがいたんじゃ、気になってとてもボーっとなんて出来ない。
私は退散する事にした…。
景色はこんなにキレイなのに、何だか竹富と私は合わないのかしら…。

※写真の景色のすぐ左には、潮干狩みたいな人々がたくさん…。

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