デイリーMoccoly

大学クラス

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法政大学のジンベサークルでダンスクラスを行った。
今はいろんな大学でジンベサークルとかアフリカンサークルとかがあって、時代は進んで恵まれてきたなァと思う。
私もちょうどみんなと同じ18の時にNYでアフリカンダンスに出会ったが、今より更に日本での知名度は低く、やってる人もほとんどいなく、インターネットもなかったので、情報を得る為に大使館に電話したり国立図書館に行ってみたり、あらゆる手段で取っ掛かりを探した。
しかし有力な情報はあまり得られずにモヤモヤし、だったら直接アフリカへ行ってしまえ!と、NYから帰国後の翌年すぐセネガルに行ってしまった。
さて、サークルのみんなはとにかく素直でやる気があって、非常にいい子達だった。
ブランド物に身を包み、完璧な化粧で爪は魔女のように長くキラキラしている女子と、妙に先のとがった靴を履き、一日中髪の毛を気にしていじりながら毎晩合コンに行く男子。という勝手なイメージは崩れ去った。
ホッとしたような、しかしそんな人達ばっかりがメンバーだったら逆に面白いような。
でも実際は思っていた以上に素朴で自然体で、こんな子達もいるんだなァ…と何だか出会えて嬉しくなるメンバーだった。
ほとんどが初めてダンスをするようだったが、みんなとてもイキイキと楽しそうに踊っていた。
タイコもやり始めて1年余りなのになかなかに叩けていて、凄いなァと思った。
そもそも大学のキャンパス内にサークル活動専用の建物があり、鏡があって防音設備が整っている立派なスタジオがあって、本当に何から何まで至れり尽くせりで恵まれていた。
建物の入り口に銀行2社のATMがあったのにもビックリした。
そんなの今では当たり前なのかもしれないが、大学に行ってない私にとって大学のキャンパスは未知の世界だ。
その辺の公共施設より数倍立派だった。
更に私が行ったキャンパスは八王子の方なので、まわりは自然に囲まれていた。
スタジオの窓から山が見えたりもした。
なのでクラス中何度も、九州か何処かツアーに来てるみたいな錯覚になった。
都内のキャンパスに比べたらちょっと交通は不便だけど、自然に囲まれてた方が断然いい。
いい環境の立派なスタジオで、素晴らしい仲間と楽しいサークル。
うらやましい限りだ。
もちろん各々いろんな問題や悩みを抱えて日々一生懸命生きているのだろうが、何はともあれこんなにいろんな面で守られて勉強や好きな事に励めるのだから、これからもずっと感謝の気持ちを忘れず楽しくタイコとダンスを続けていって欲しいと思う。
そして卒業しても更に何らかの形で続けていけるといいと思う。
またクラスやりましょう☆

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