デイリーMoccoly

舞い上がる私

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スターバックスのHPに穂村弘のエッセイが連載されていた。
全15回でもう終了してしまっているが、まだ掲載されているので、ネットを開く度に1つづつ見て楽しむ事にした。
一度に読むのはとてももったいないので、コツコツ時間をかける事にしたのだ。
第1回目を見ただけだが、穂村弘は歌人なのでこのエッセイでスターバックスにまつわる短歌を募集して、2回目からは送られてきた短歌についてコメントしたりしていくようだ。
もし自分が考えた短歌に穂村弘がコメントをしてくれる事になったら、私は一体どんな心理状況になってしまうのだろうか…。
本だけの中でしか知らない憧れの未知なる人物に、自分の短歌の評価をしてもらえるなんて、これぞまさに究極のエロスだ!
はっきり言って、他の人の短歌作品はどうでもいい。
これはもう自分対穂村弘なのだ。
常に自分の作品だったら…という気持ちで各回挑んでいこうと思う。
短歌募集について穂村弘からのメッセージの最後に
「面白い短歌に出会えるのを楽しみにしています。」
という文章が載っていたのだが、私は一人で盛り上がり過ぎていて、これを
「面白いあなたに出会えるのを楽しみにしています。」
と真剣に読み間違えた。
もちろん自分に向けてのメッセージだと勘違いした。
私は完全に舞い上がっている。
女子中高生がジャニーズに舞い上がっているのもこんな感じなのだろうか?
おばちゃんが韓流スターに舞い上がっているのもこんな感じなのだろうか?
だとしたら私は、パソコンの前で穂村弘の顔のうちわを持ちながら、穂村弘のエッセイを読むのが正解なのだろうか?
穂村弘のうちわって……それってかなり気持ち悪いなァ…って、私はそういう好きとは違うのだ。
でもまだ誰も持ってなさそうだから、作る価値は充分にあるかもなァ…。

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