デイリーMoccoly

なんちゃってオープンカフェ

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だんだん暑くなってきた。
それに比例して、だんだん店の冷房も強くなってきた。
ついに私は全く冷房がダメな体になってしまった。
どんなに美味しい料理が食べられても冷房が効いているならば、家の風遠しが悪いムシ暑い部屋で熱いラーメンを食べ、汗だくになっている方が断然いい。
なので私は今年の夏はどうしてもという時以外は外食をしない事に決めた。
それでも打ち合わせなどで人に会わなくてはいけない時がある。
そういう時こそオープンカフェの出番だ。
私にとってオープンカフェは、お洒落にお茶を飲む場所ではなく、冷える事なくお茶を飲む場所なのだ。
我が町亀有にも、なんちゃってオープンカフェが存在する。
といっても、全国チェーンのプロントで、しかもただ椅子とテーブルが外に出ているだけだが、この場所こそ唯一私が夏場お茶や軽食が出来るところなのだ。
しかしここは買い物をするおばちゃん達の通り道で、すぐ目の前には交番やバス乗り場やタクシー乗り場などがあり、非常にガチャついている。
決してゆったりお茶が飲める場所ではない。
時々私もその前を自転車で通る事があるが、通り過ぎる側から見ると、そのオープンな場所はあまりにオープン過ぎて何だか気の毒になり、見ていられなくなる。
絶対座りたくないし、座っているとこを見られたくないと思う場所なのだ。
しかし夏場の私はこの場所が唯一の救いなので、座るしかない。
そしていざ座ってしまえば、案外平気だったりする。
知り合いのおばあちゃんや近所の人に見付からないように、帽子を深くかぶって顔を隠す努力をすれば、後は何て事ない。
しかし今日は外に座っていたにも関わらず、店内から冷房風がスースーと吹いてきて、私は凄く不愉快だった。
もうこんなんじゃ本当に都会では生きていけないと真剣に思った。
これから私は家に引き込もるか、ど田舎に行くか、二つに一つだ。
どうする私!

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