デイリーMoccoly

ボクデス

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ソロパフォーマンスライブを観に行った。
これがなかなかイケていた。
チラシを見た瞬間、この人ちょっと私の感覚に近いかも?
と思って観に行ったら、やっぱり私と同じような感性の持ち主だった。
名前は小浜政寛というが、「ボクデス」という名前をつけている。
イケている。
ライブのタイトルは「スプリングマン、ピョイ!」
これまたイケている。
ダンスでも芝居でもなく、ひたすらボクデスワールドが繰り広げられるライブ。
普通私は何かを観に行ったりすると、「あぁ、今のとこ私ならもっとこうするのになァ。」と思う事が多いが、ボクデスライブは「あっ、私もそうやる!あ〜、今のはやられた〜!」と思っているうちにあっという間に終了してしまった。
ボクデスは私が今まで観たソロパフォーマンスライブで3人目にいいと感じた人だった。
しかしあとの2人は外国の人なので、日本人では初となる。
と思っていたら、なんとボクデスは私がイケてると思っている外国人2人のうちの1人、「フィリップドゥクフレ」に唯一認められた日本人パフォーマーだった。
つながっていた!
そしてこの日、空耳アワーでお馴染の「安斎肇」がアフタートークのゲストで登場した。
私は普通アフタートークまでは残らないのだが、ボクデスと安斎肇に興味があったので、初めてアフタートークも最後まで観た。
結構得した気分になりながら帰ろうとした時、出入口付近でボクデスオリジナルステッカーを販売していた。
良く見ると色も形もデザインもイケていた。
しかも100円という、かなりふざけた値段だった。
もちろん私は迷わず購入した。
しかしステッカーを買ってる人なんか私以外に誰もいなかった。
それどころか、みんなステッカーなんて見向きもしていなかった。
こんなイケてるのに何故なんだ…?
私は不思議で仕方なかった。
でも、私と同じような感性を持った人のライブに来てるお客さんも、私と同じ感性を持っている訳ではないという事なのだ。
世の中いろんな人がいるんだなァと、当たり前の事を改めて感じつつ、でも私はこのステッカーを買って良かったなァと、ひとり優越感に浸った。

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