デイリーMoccoly

オズマガジン

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度々ここでご紹介させ頂いている千倉在住のガラス職人「大場っち」こと「大場匠」の記事がオズマガジンに掲載されていた。
春の小旅行特集の千倉のコーナーで数ページに渡り大場っちが登場している。
というか、大場っちが案内する千倉。というコーナーだった。
千倉より大場っちが主役になっていた。
オズマガジンはなかなか分かっている。
千倉といえば大場っちだからだ。
大場っちは地元生まれではなく東京から移住したのに、今ではすっかり地元の人より地元の人になっている。
しっかり地に足をつけ、まわりの環境に溶け込み、でもその土地からちゃんと自分の文化を発信しているなんて、立派だよなァと思う。
自分の好きな土地で自分にしか出来ない好きな仕事をしながら、同時に自分の好きな趣味も満喫する生活は、まさに人間の営みとして理想の形だ。
当たり前の事だが、なかなか出来きる事ではない。
でも大場っちはそれを自然にやっている。
だから大場っち自身も作品も、何とも言えない温もりがあるのだ。
大場っちと最初に会ったのは、大場っちの工房で開催されたライブだった。
私は出番の直前に急にむしょうにコンビーフが食べたくなり、コンビーフを開けるあのグルグルをイメージしたダンスで登場した。
コンビーフが食べたい一心で、私は壁ずたいをひたすらグルグルとまわり続けた。
もちろん誰かに分かってもらうつもりは無かった。完全な自己満足ダンスだった。
しかし打ち上げの時に大場っちが「今日のあの登場のやつ、コンビーフでしょ?」と言ってきたのだ!
私はたまげた。
この人は本物だ!と瞬時に感じた。
大場っちは私のヘンテコダンスの意味を初めて解明した人だった。
そんな人本当にいるんだなァ…と、私はビックリを通り越し、しばし呆然とした。
あの出会いは一生忘れないだろう。
そんな大場っちがオズマガジンに掲載されていて嬉しかったが、どうせなら1冊まるごと大場っち特集にするべきだと思った。
大場っち、また千倉で会おう!

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