デイリーMoccoly

かもめ食堂

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初めて映画のDVDを購入した。
「かもめ食堂」だ。
かもめ食堂を最初に映画館で観た時、今までにない気持ちになったのを良く覚えている。
凄く心地良いというか、私が求めていた理想的な雰囲気というか、とにかく言葉では言い表せない感情が込み上げてきた。
なので再び映画館に行った。
2回観て更に良いと感じた私は、初めてパンフレットとサウンドトラックの両方を同時に購入してしまった。
それからしばらくかもめ食堂っていいよなァと思っていたが、特に何をする訳でもなく時は過ぎた。
しかし今年の元旦にテレビでやっていたかもめ食堂を観て、やっぱりこの映画好き!毎日観たい!と感じ、先月ついにDVDを購入した。
それ以来私は本当に毎日のように観ている。
ご飯を食べる時や、ちょっと時間がある時など、たった数分でも観ている。
何だかとりつかれてるんじゃないかと思うくらい観ている。
しかしいくら観ても観ても全然観足りないのだ。
乾いたスポンジか一気に水を吸収するかのごとく、私の体はかもめ食堂を凄い勢いで吸収している。
かもめ食堂は私と真逆の雰囲気なのだ。
だから疲れたり、イライラした時などに観ると非常に落ち着く。
邦画では「男がつらいよ」が断トツに好きだが、寅さんを観てしまうと気持ちが盛り上がり過ぎて興奮してしまう為リラックスは出来ない。
私は日々ベラベラと喋りまくり動きまくる無駄だらけの人生だが、かもめ食堂は数少ない言葉や動きの中にしっかり意味があり、一切無駄がないのだ。
かもめ食堂みたいな人生もいいよなァと思う。

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