デイリーMoccoly

アヴァンギャルド・チャイナ

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新国立美術館で開催されている「アヴァンギャルド・チャイナ展」に行って来た。
広告でチラっと見た時、「なんかいいかも!?」と思ったので行ってみたのだが、実際行ってみると、なんかいいかも!?どころの騒ぎではなかった。
相当良かったのだ。
今まで閉ざされてきた中国のアーティスト達によるグループ展形式で、絵画だけではなく、立体作品や映像作品などがあり、それぞれのアーティスト達が個性豊かで非常に良かった。
これは久しぶりの大ヒット展だ。
最近やっと世界的に中国のアーティスト達の作品が公開されるようになり、日本でも今回これが初めてらしい。
作品自体は欧米ではちょっとない感覚で、ひと癖もふた癖もあり、人によっては結構アクが強いと感じるかもしれないが、かなり斬新でセンスが良く私は大好きな世界観だった。
なのできっとキレイな風景画とかが好きな人には、この世界観は受け付けないと思う。
実際、映像作品などは個室になっており、不快に感じる場面があるのでご注意下さい。
というような不安要素たっぷりの但し書きが、入る前に書いてあった。
そしてその個室で私一人だけがただジッと椅子に座り映像を観ていた。
きっと他の人は不快に感じたに違いない。
しかし私には凄く面白かった。
従ってこのアヴァンギャルド・チャイナ展全体の私の評価は
★独創的度100%
★インパクト度100%
★イケてる度100%
★満足度100%
だった。
こんなにいい中国のアーティスト達はもっと世に出るべきだと思う。
閉ざされている場合ではないのだ。
しかしあくまで少数派の私がいい!と感じたものなので、これが一般的にウケるかと言うと、それは分からない…。
私と全く正反対の人は、どんな風に感じるのかなァ…と思う。

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