2008年9月11日 木曜日 0:08 更新
ジミー大西展
ジミー大西の絵画展を見に行った。
私はジミーちゃんが大好きで、過去に何度も個展に足を運んでいる。
ジミーちゃんの個展は毎回絵から沢山のエネルギーが放出されていて、会場全体が熱いのだ。
20歳の時、私は自分で自分の成人祝いにジミーちゃんの絵を分割で購入した。
一括ではなく分割で支払うなんて、普通で考えたら結構高い買い物なのだが、ジミーちゃんの絵だと思ったら私はそれほど高くは感じなかった。
とにかくそれくらい好きなのだ。
今回は銀座三越で開催された。
デパートでやる個展はとにかく混む。
絵を見るのが目的というより、行列に並んでいる両脇にたまたま絵があったから暇潰しに見た。という感じになる。
物凄い混雑していてもジミーちゃんの絵は相変わらず良かったからいいが、開催する側も毎回混雑するのを分かっているのだから、もう少しどうにかするべきだ。
人の頭で絵が見えないなんて、尋常ではない。
芸術を鑑賞しながら、満員電車を味わえると考えれば、一石二鳥だが、そんな一石二鳥は今はいらいない。
しかも、「これは題名と良く合っている」「これはまともな絵だ」「ここに雪だるまがあるからこれは冬の絵なんだ」と、余計な解説をベラベラと喋りまくるオッサンやおばちゃん達の声もサラウンドで聞こえてくる。
こんな場所で迫力あるサラウンドなど味わいたくない。
出来る事なら、誰も居ない場所でもう一度ゆっくり鑑賞したいなァ…。