2008年7月21日 月曜日 0:00 更新
瓶の顔
最近亀有にオープンした激ウマ台湾料理屋に行った。
ここの店内にはオブジェとしてかなり素晴らしい顔をした、お酒の瓶があるのだ。
前回行った時も気になったのだが、今回は前回以上に物凄く気になり、手に取ってじっくり見てみた。
するとジンロが昔に出した限定品だか何だかの特種なお酒だった。
ジンロがこんなお酒を出していた事にも少し驚いたが、そんな事より何よりもこの顔!見れば見る程イケている!
こんな顔の瓶を作ってしかも中にお酒を入れようなんて考えた人は、世界規模で考えてもかなり優秀なセンスの持ち主だ。
このあまりにも表情豐過ぎる顔をしばらく見ているうちに、私は、だんだんこの瓶の顔をしたくなってきたというか、自然にこの瓶の顔になってきてしまった。
そして何気なくちょっとやってみたとこ、一緒に行った人達から、物凄く似てる!そっくりだ!と称讚された。
やはり!私は似ているのだ。
鏡を見なくたって、物凄く似てる事は自分でも良く分かった。
こうなったら、もうとことんこの瓶の顔になろうじゃないか!
似てるなんてレベルじゃ私は満足がいかないのだ!
この瓶の顔と同じになり、この瓶の顔と一体化しなけりゃ意味がない!
そして最後にはどっちが瓶なのか分からなくしてやろうじゃないか!
私の決意はメラメラと燃えてきたのだった。
つづく。