デイリーMoccoly

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先日苫小牧に行った際、苫小牧駅の改札前で物販をしている人達がいた。
その人達は障害者の方で、障害者の施設で手作りしている小物入れだったり、クリップだったり、生活に密着した物を売っていた。
なんだか凄く気になって私とゆうこりんは、その物販コーナーに吸い寄せられるように近付き、商品を見た。
するとある絵が私の目に飛込んできた。
それは一際輝いているというか、オーラが出ている絵だった。
同じ瞬間ゆうこりんもその絵が目に飛込んできたみたいで、ほぼ同時に「これいい!」と言った。
絵は2種類あるが同じ人が描いたもので、少し内容は違うものの対になっているような感じだった。
お店の方は、「この人が描いた絵はいくつあったのですが、大人気でもうこの2つで最後なんですよ。」
と言った。
私は「こっちがいい!」と言って、2つある絵のうちひとつを手に取った。
するとゆうこりんは、「私はこっちの絵がいいです!」
と言ってもうひとつの絵を選んだ。
見事に好みが別れ、それぞれの手にそれぞれの絵がおさまった。
何だかこの絵は、私達を待っていてくれたような感じがした。
凄く気に入ったし、妙に落ち着く絵だった。
値段を見たら、500円とバカみたく安い。
私達はガラスが割れないかどうか心配だったが、心配等してる場合じゃないくらいにお互いこの絵が気に入り、即購入した。
その他にも、同じ人が描いた絵のクリップもゆうこりんと柄違いで購入した。
私達は凄く嬉しくて、温かい気持ちになった。
札幌のホテルに着いて早速絵を飾ってみたら、絵を飾った瞬間部屋の空気がガラっと変わった。
見れば見る程私達はこの絵の虜になっていった。
帰宅後ももちろん自分の部屋に飾っているのだが、私は毎日この絵にハマっていっている。
そして本当にこの絵に出会って良かったなァと日々痛感している。
多分ゆうこりんも日々同じ事を感じているに違いない。

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