2009年10月22日 木曜日 0:00 更新
湖南その2
昭和の匂いが色濃く残る店内は、モクモクと物凄い煙が立ち込めていて、とても素敵な空間が広がっていた。
来てるお客さんも昭和の匂いを感じる濃いキャラの明らかに地元のおじさん、おばさん、家族連れで、皆黙々と肉を食べていた。
これはかなり期待出来るぞ!
私達は常連のスタジオのオーナーに従い、セオリー通りに肉を注文し、焼いて食べた。
うまい!
松阪牛だから当たり前だか、凄くうまい!
私達はいちいち「うまい!」「うまい!」と連呼した。
更に肉のうまさの感動から、私達ははしゃぎ過ぎてしまった。
そしてお店のおばちゃんに叱られた。
良く見るとまわりのお客さん達は、この激うま肉を無言で当たり前のように食べていた。
みんなはあえて「うまい!」と言って騒ぐようなバカな真似はしないのだ。
オーナーは今まで何度も湖南に来てる常連だが、うるさ過ぎて叱られたのも、そして叱られた人を見るのも初めてだと言って、ビックリしていた。
しかし良く考えると、確かにオーナーも家族で来た時は、毎回無言で肉を食べていたようだった。
オーナーはこの日、湖南で初体験を経験したのだ。
オーナーにとっては記念すべき日となった。