デイリーMoccoly

モスの配達サービスその2

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玄関の前に立っていたのは、なんとやはり店長だった!
ジャジャーン!これは夢か現実か!?
うちの玄関のドアは真ん中がガラスで中から外の様子が見えるので、ドアを開ける前から早速私の心拍数は急上昇した。
まさかとは思っていたが、やっぱり店長が来てしまった!
家には私しかいないし、これはもう後には戻れない。
勇気を振り絞り、私は玄関のドアを勢い良く開けた。
店長は「お待たせしました!あっ、どうも!」
と、私である事を確認した。
私は何でもないような顔をして、「あっ、こんにちは。有難うございます。おいくらですか?」
と言ったが、心の中は「キャー!!!店長がうちに来たー!ちょっと〜どうすんだよ〜!これでいよいよ店長にうちがバレた!店長この家をどう思ってるんだろう。ちょっとお茶でもいかがですか?とか誘ってみたら、店長と2人でお茶出来るかもしれない!どうしよう!どうしよう!どうしよーーーっ!」
と、大パニックになっていた。
しかしパニックになりながらも、店長がうちの前にいるなんて夢みたいだなァ。
と、ときめいたりもした。
パニックになったり、ときめいたり、勝手に一人で忙しくなりながらも、なんとか店長にお金を渡す事が出来た。
すると店長は、電話代と次回の期間限定メニューの試食券をくれた。
家に居ながらにしてモスを味わえるのに加え、大好きな店長自らが配達してくれる。それだけで充分満足なのに、更に電話代と試食券までもらえ、たった900円の配達でここまでして頂いていいのだろうかと、私は申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
確かに配達料は発生するが、たったの200円だ。
200円で店長にこんなサービスを受けられるなんて、私からしたらちょっとしたホストクラブだ。
200円で夢見心地になれるモスの宅配サービス。
これは今後、病み付きになる事間違いなし!

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