デイリーMoccoly

パリっぽく住む。

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図書館に置いてあった今月号の雑誌「クロワッサン」。
その表紙に大きく「パリっぽく住む。」とあってビックリした。
かなり無理があるキャッチコピーだ。
お金持ちでなおかつセンスがいいある特定の人ならちょっとはパリっぽく住めるかもしれないが、クロワッサンを愛読している一般庶民には絶対無理がある。
ましてや亀有でパリっぽくなんて絶対無理だ。
どんなに部屋をパリっぽくしても、外から聞こえてくるおっさんやおばちゃん達の声、そして窓を開けた瞬間の景観にアウトだ。
一歩外に出ようものなら、パリのパの字も無くなる。
そもそも亀有在住者がパリっぽく住もうなんて思わないだろうし、そんな人は亀有に住んではいけない。

さて気になる本の中身だが、パリ在住のパリジェンヌ達のお洒落な部屋がいくつも公開されており、全く参考にならない内容だった。
パリっぽく住むというのならば、当然日本でパリっぽく住んでる人々の部屋を公開してあるのだと思ったのだが、何故パリジェンヌ達の部屋なのか。
部屋の大きさや家具など日本とはあまりにもかけ離れ過ぎている。
これではパリっぽく住むではなく、ただの「パリに住む」だ。

パリっぽく住みたい人は単純にパリに住んだ方がいいだろう。

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