デイリーMoccoly

カーテンの力

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この家に引っ越してきてから約23年。
やっと部屋にある2つの窓にカーテンをつけた。

今まではブラインドのみだったが、ブラインドの調子も悪くなり、汚くもなってきたのでカーテンをつけた。

。。。。というか、単純に凄く寒かったからだ。
こんな寒がりなのに、何故今までカーテンをつけようと思わなかったのだろうか。
かなりマヌケだ。

冬は必ず顔が冷たくなり、トイレに行きたすぎて膀胱や胃が痛くなって目が覚める。
土手の目の前なので、外にいるんじゃないかと思う程部屋が寒いのだ。
下手すると部屋の中の方が寒い日もある。
長野の超寒い地域に住む友達が私の部屋に泊まった時、長野の山奥より寒い。と言ってなかなか寝つけなかったくらい寒い。
なのに何故今までカーテンをつけなかったのか。。。。
私はバカだ。
本当にバカだ。

年末にカーテンをつければいい事を思い付き、大晦日にカーテンを買おう!と決意して、今日やっとカーテンをつけた私はバカ以外に何者でもない。
こんなバカは、バカメーターの針を振り切ってバカメーターを壊すだろう。

良く「時」がきた。とか、気付いた時が「時」なんだ。
とか言うが、23年間ただただ、寒い!寒い!と言って暮らしてきた私の「時」って一体何なんだ。。。。

断熱&一級遮光カーテンをつけた途端、部屋の温もりを感じた。
しかしその瞬間、今までの私って一体。。。。
と途方に暮れた。

23年という月日は長いのか短いのか。
宇宙からしたら短いが、人間からしたら結構長いよなァとカーテンを眺めながら、バカな頭でバカな事を考えた。

カーテンって凄いのね。。。。

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