デイリーMoccoly

最終回。。。。

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インターFMで月曜日から木曜日の7:00〜10:00で放送されていた『バラカンモーニング』が昨日(9/30)最終回をむかえた。
今までラジオなんて全く聴かなかったのだが、数ヶ月前から何気なく聴くようになり、バラカンモーニングも聴くようになった。
と言っても家にいる時はこの時間まだ寝ている事が多いので、たまたまトイレに起きた時などに楽しんでいた。
ピーターバラカンのゆったりとした喋りと選曲が朝から心地良かった。
リスナーからのリクエストを読んだり、知り合いのミュージシャンがゲスト出演したりと、ひとりで聴いているのにみんなと繋がっている気がして、ラジオっていいなァと改めて感じた。
と同時に、ピーターバラカン本人がとてもイキイキと楽しそうなのがとても良かった。

しかし最終回…。

人気番組だったのにも関わらず終了になってしまったのには諸説あるが、どんな理由にせよ、ジャズ、ブルース、ロック、ラテン、昭和歌謡、民族音楽などジャンルレスに良質な音楽を流す番組が無くなるのは辛い。
よくリスナーから、親子で楽しんで聴いています。
というメイルがきたりしていた。
偏った音楽だけを流す現代。
チビッコ達に音楽の世界を広げてあげる大人が必要だ。

最終回の一番最後の曲は、Johnny Cashの『 We’ll meet again』だった。
最終回にとてもふさわしい曲だった。
そして最後の最後にピーターバラカンは泣いた…。
多分本人も泣くつもりなんてなかったのだろう。
終了数十秒前の本当に最後の最後で泣いてしまったのだ。
何だか私も泣けてきた。
すると途中から一緒に聴いていた母レイコが、

「バラカンさん自分を知れて良かったね。」

とつぶやいた。
自分の思いとは裏腹に泣いてしまったピーターバラカンに対してレイコが間髪入れずに言ったのだ。
お前は一体何者なんだ!
最終回に母レイコに諭されるピーターバラカン。
もう踏んだり蹴ったりだ。
いろんな意味で切なくなった。

ピーターバラカンに幸あれ。

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