フニャフニャ
数年前日本に上陸したクリスピークリームドーナツ。
当時人々は長蛇の列を作って大量に買い締めていた。
流行り物に全く興味が無い私は、並んでまで良く買うよなァと思っていた。
あれから何年経ったのだろうか。
クリスピークリームドーナツの「オリジナルグレーズド」というドーナツを昨日初めて食べた。
ホットでフワリ
とろけてペロリ
というキャッチコピーからもうかがえるように、フワフワドーナツという事を全面に打ち出している。
さてどんなもんか。
温めてもらったオリジナルグレーズドを一口パクリ。
んっ!?
何だこれ！
フワフワを通り越してフニャフニャじゃないか！
勢い良くかじろうとしたのに「フニャ」って、オイ！
かじれないじゃないか！
私の歯はいきなり肩透かしを食らった。
こんな柔らかくていい訳!?
フワフワ過ぎるにも程がある！
かじってもらってなんぼの食べ物としてのやる気が感じられない。
これじゃ私の歯が可哀想だ。
こんな柔らか過ぎる物をよく商品として販売したなァ。
しかも食べたんだか食べてないんだか分からないし。
何か非常に損した気分になった。
だいたいこれって美味しいの？
フニャフニャ過ぎて生地の味が良く分からず、ただ甘かったってだけな感じだったが。。。。
ん〜？何でこんなに流行ってるんだろう。。。。謎だ。
と不思議に思っている私の目の前で、お客さんは次から次へと大量に購入している。
しかも隣のカップルも
「超美味しーい☆」
と嬉しそうに食べている。
やっぱり世間の皆さんにはウケているようだ。
しかしそもそもこんな食べ応えがなくパンチが無いドーナツを、アメリカ人が好んで食べているとは思えない。
私達日本人が食べているものは、きっと本場の物とは食感も味も全く違うはず。
これはアメリカに行って本物を食べてみなきゃダメだ！
このままでは納得がいかない！
近々アメリカに行く機会を見付けないと！
たかがドーナツ1個、されどドーナツ1個。
変な闘志が湧いてきてしまった。
