デイリーMoccoly

ダンスクラスの生徒さんで“OPP”メンバーの「はるなちゃん」。
実は彼女、芸大の彫刻科に通っているのだが、今年卒業するという事で卒業作品を先日上野の芸大に見に行って来た。

はるなちゃんの作品を見るのは2回目。
相変わらずとても素直で、はるなちゃんらしい作品だった。
彫刻科の作品は全体的に想い詰めたインナートリップした物や、奇をてらってる感が漂い過ぎてる物が多い中、はるなちゃんは淡々と自然で凛とした作品だった。

各々の性格もあるが、多分ダンスをして発散しているという事が、作品からいいエネルギーを放出している要素の一つだと思った。

作品ってその人がそのまま出るから、実際にはるなちゃんには会ってないが、はるなちゃんに会った気分になった。

しかし彫刻科って他の科から比べるとかなり地味だなァと感じた。
発表する場所もアトリエの倉庫といった雰囲気で、入った瞬間独特な匂いも漂ってきた。
このような場所で1日中作品を制作していたら、それはインナートリップのひとつやふたつもするだろう。
下手したらトリップから一生戻ってこれなくなる可能性もある。
なのではるなちゃんにはこれからもガンガン踊りながらガンガン彫って欲しい。
そして早く世の中に出て欲しい。
世の中の荒波にもまれればもまれる程、もっともっと深みのある作品がつくれるに違いない。

今後の活躍に期待！