デイリーMoccoly

謎の親子その1

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北千住で遭遇と言えば、昨年面白い親子と遭遇した。
電車を降りて改札口に向かう途中、明らかにおかしい雰囲気の親子がいた。
その親子は母親と30前後くらいの息子で、中途半端な場所で妙にソワソワしていた。
なんかおかしいぞ。。。
でもこういうちょっとおかしな人に私はよく声を掛けられるから、もしかしたら声掛けてくるかもなァ。
と思っていたら、案の定お母さんの方が私に近付いてきた。
そして私が持っていたビニール袋を指して、
「こ、こ、こ、これ、ど、ど、ど、どこのお店ですか?」
と声を掛けてきた。

やっぱり声掛けてきたか!
そしてやっぱりおかしいぞ!
でもこういう人好き!

私が店の説明をするとそのお母さんは、
「な、な、な、なんかカッコイイ袋だなァと思いまして。み、み、み、みんな持ってますよね?その、その、その、そのお店に行くにはどうすればいいですか?」
と、裸の大将ばりにどもりながら一気にいろいろ質問してきた。
全くもってカッコ良くないしみんな持ってないが、取り合えず場所の説明をしていると今度は、
「しゃ、しゃ、写真撮っていいですか?」
と言ってきた。
はぁ?写真?このビニール袋の写真?と思っていたら、今まで無口だった息子が急に、
「結婚してますか?」
と聞いてきた。
最初何て言っているのか分からなかったので、え?何ですか?と聞き返していたら、カシャ、カシャ、とお母さんがもう写真を撮っていた。
えっ?私?私の写真?
そう、何故かお母さんはビニール袋ではく私の写真を撮っていたのだ。
すると今度はいつの間にか息子が私の横に来ていて、気付いた時にはまたしてもお母さんにツーショット写真を撮られたていた。
えっ?何?何?一体何事?

訳が分からないながらも、その非現実的な出来事にわりと楽しくなる私。
謎の親子その2へ続く。。。。。

※写真はお母さんが食い付いてきたビニール袋。

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