デイリーMoccoly

水元公園

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無性に自然と触れ合いたくなったので、超久しぶりに水元公園に行った。
水元公園はうちからチャリで行けてめちゃくちゃ広くて気持ちがいい為、小さい頃から度々訪れている。
この日は梅が咲いていて暖かかった為、絶好のお散歩日和となった。(写真参照)

中学生の頃のマラソン大会は3年間この水元公園だった。
学校から水元公園まで1時間弱かけて歩いて行って、それから3キロとか5キロとかマラソンをして、また1時間弱かけて歩いて帰って来るという、拷問のような大会だった。
マラソン大会自体やる意味が分からないのに、更に往復約2時間歩くなんて理解不能だ。
私は毎年ほとんど走らず、みんなよく走るよなァと感心しながらプラプラ歩いていてビリに近かった為、クラス順位を大幅に落としみんなに叱られていた。
クラス順位なんてどうでもいい。
水元公園まで歩いて来ただけで既に目標達成している。
逆に誰かに誉めて欲しいくらいだ。
水元公園まで歩いて来た時には疲れた疲れとみんな散々文句を言っていたのに、いざとなったら何故ちゃんと走る事が出来るのか。
そして何故クラス順位にそこまでこだわれるのか。
私からしたら超謎だった。

そして水元公園と言えば、父セイイチと母レイコが初めて出逢った場所でもある。。。。。
母レイコが1人でレジャーシートを広げ音楽を聴いていたら、火貸してくれますせんか?と父セイイチが来たらしい。
いわゆる昔の良くあるナンパだ。
このエピソードを聞いた瞬間、水元公園は私にとって素敵スポットからおもしろスポットに変わった。
父セイイチと母レイコには是非もっと別の場所で出逢ってほしかったよなァと幼心に感じたのを覚えている。
でも水元公園がなければ2人は出逢わず私も生まれて来なかったので、水元公園を作ってくれた方に感謝しようと思う。

しかしせっかく自然と触れ合える爽やかで清々しい公園なのに、毎回来る度にバカバカしいマラソン大会と、父セイイチと母レイコの昭和ナンパ物語を思い出し、一気にガックリ力が抜け、くだらない気持ちになる。

どうすりゃいいんだ。。。。
トホホ。。。。。

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