デイリーMoccoly

理想郷

自粛期間中にアチコチ歩いていたら、家の近所にこじんまりとしたケーキ屋を発見。
これが物凄く美味しくて大感動。
そして値段も激安。
今までケーキといえば亀有駅前の老舗だったが、一瞬にしてその座を奪い取ってしまったかも。
それからというもの足しげく通っている。
今日は何にしようかな?
と考えながらお店に向かい、その場でケーキを見ながら更に迷うのが楽しいし幸せな時間。
ケーキ以外の焼き菓子も美味しいから、ついつい買い過ぎてしまう。
でもすぐに食べてしまう。
実はそんなお楽しみなお店が近所にいくつかある。
カフェ、焼き鳥屋、弁当&総菜屋、パン屋、ちょっとこだわりスーパーなど。
基本自炊だが、これらのお店の物はカラダに合っているので時々買って食べている。
どこのお店も安くてボリューム満点で何より心底美味しい。
そしてお店の方も頭が下がるほど気持ちがいい接客をしてくれる。
毎回有難い気持ちになる。
と同時に、もうこれらのお店だけでいいと感じる。
うちから徒歩圏内にこんなにいいお店が揃っているなら、もう出掛けなくていいし、亀有駅周辺にすら行かなくていい。
天国とか極楽とか桃源郷とかユートピアとかいろんな理想郷があるが、私は今住んでるこの地こそそれだと思った。

とは言え、じゃあ一生ここに住むのか?となると、多分それはない。
何故なら、もう何年も前から自分が死ぬ時の映像がハッキリ浮かんでいるからだ。
死ぬ間際、私は日本ではないどこか遠いい外国の広い屋敷に住んでいる。
そこには私のお世話係として多国籍のイケメン若者男子達と才女が働いている。
私はその男子達に囲まれて死んでいく。
部屋の間取りも細部まで分かるくらい、映像がハッキリ頭に浮かんでいる。
だから今は理想郷だと思っているが、この家やこの地域に一生は住まない事になる。

目指せ森光子!

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