デイリーMoccoly

プチ共感覚

図書館で何気なく手に取った本。

1は赤い。そして世界は緑と青でできている。

これは「共感覚」という感覚をもった大学生の本。
「共感覚」とは・・・。
文字や数字に色がついて見えたり、音に色がついて見えたり。
そのタイプは様々で、共感覚者間で共感覚色が一致することはないらしい。

本を読んですぐ、
「あ、私、プチ共感覚だ!」
と思った。
共感覚って言葉を知らなかったけど、いつも頭に浮かぶ数字の色は共感覚ってやつなんだ!
本の作者の数字の色と私の数字の色は違うが、共感覚者によって色はそれぞれ違うようだし、なるほどね~と超納得した。

私の頭の中での数字の色↓

1→白
2→薄いピンク
3→黄色
4→ピンク
5→青
6→緑
7→赤
8→オレンジ・茶
9→紫

私の場合正確には覚えていないが、小学生くらいから頭の中だけで数字に色が付き始めた。
本の作者と違うのは、私はあくまで頭の中だけの色なので、目にした数字が黒ならば、それは黒という認識になる。
時計の数字が全部同じ色なのは多少違和感を感じる時もあるが、特に生活していて困ったことはない。
そして、文字には色はついていない。
気付いたら数字に色が付いていたので、ビックリしたり、心配になったり、みんなはどうなんだろうか?
といった疑問も一切感じず、普通に過ごしてきた。
というかこの本を読むまで、当たり前過ぎて忘れていたくらいだ。

ということは・・・。
共感覚ではないが、普段頭の中で展開している自分にとっては当たり前の事を改めて掘り起こしてみた。
もしかしたらそれらにも何か、〇〇〇感覚という名前が付いてるかもしれない。

つづく

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