デイリーMoccoly

ファンクな人生

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JBの映画が予想以上に面白かった。
ミックジャガーがプロデュースした事でもちょっとした話題になっているが、2時間半があっという間だった事からJB役のチャドウック・ボーズマンの力量やテンポ感、そして奇をてらい過ぎない全体の構成の組み立て方が良かったのだと思う。
チャド(JB役)は時々笑えるくらい容姿はもちろんの事、声や喋り方もJBに似ていた。
そもそもあのJBをドキュメンタリーではなく、エンターテイメントな伝記映画にするというのはなかなか勇気がいる事だ。
普通で考えたら本物のJBのインパクトに負けてつまらなくなるのがオチだからだ。
しかしこれはさらりと自然に鑑賞出来た。
何気に凄い事だと思う。

それにしてもやはり黒人と天才のバックグラウンドは凄まじい。
黒人は更に人種差別という大きな問題も立ちはだかる。
JBは黒人で天才。
生まれてから死ぬまで常に波瀾に満ちたファンクな人生一直線。
一時もクラシカルで静かな生活は送っていない。
私も亀有のしがない電気工事屋に生まれ、両親は共働きの為祖父母の家を行ったり来たりしながら超貧乏のどん底で育てられ、電気は止まる、ガスは止まる、学費も払えず食費を切り詰め毎日必死に生き延びてきたが、そんな体験は比にならない!そんなのまだまだファンクじゃない!

Get on up
Like a Sex Machine!

もっとファンクに生きるべし!

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