デイリーMoccoly

ナイスな波動

土星からやってきたミュージシャン「サン・ラー」が脚本、音楽、主演をつとめ た映画
『サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス』を観た。
凄く面白くてあっという間に時間が過ぎた。
このシリーズを普通に毎週テレビで観たい。
金星から地球に来た私としては、すべてが自然で通常で身内を観ているようだった。
しかし、これが1974年に公開されていたという事を考えると、相当アバンギャルドだったんだろうなと思う。
2021年の今観ても映像や小道具はなかなかなもので、全くショボさを感じない。
それどころか、サン・ラーの服や当時のファッションが可愛くてオシャレで見どころ満載だ。
そして何より、サン・ラーの音楽が凄くイイ!

音楽の波動があるからこそ地球は存在している!
今こそ人種的、政治的暴力から脱却し、精神を開放しよう!
 
という事を自らの音楽を通してメッセージを伝えに土星から来たサン・ラー。
しかし結局地球人の凝り固まった考えは覆せず、

地球人は目で見える現実しか信じない!

として、土星に帰ってしまう。
最後のシーンで地球が真っ二つに割れるのが印象的でなかなか面白かった。

後日サン・ラーのレコードを聴いた。
今までにない斬新なリズムパターンと自由で洗練されたサウンド。
それでいてアフリカンの土臭さも匂わせるテイスト。
久しぶりに超イケてる音楽を聴いて魂が喜んだ。

この世は目に見えない物の方がたくさんあるし、そっちの方が重要で本物で現実だ。
目に見えているものは、自分の意識をただ映画のように目の前に映しているだけ。
ある意味自分だけの世界。
だからこそ意識が変わればいくらでも目の前の映像は変えられる。
私がサン・ラーの映画を観て音楽に触れられたのは、自分の波動とサン・ラーの波動が一致したから。
これはとても光栄な事だ。
日々益々エネルギーを高めたいと思った。
そうすれば近い将来、サン・ラーとテレパシーで会話できるし、銀河系のどこかで会えるだろう。

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