デイリーMoccoly

サービス

先日届いた荷物の箱に記載された注意書き。
これ、じんわりと嫌な感じだ。
一見お客様目線の丁寧で優しい雰囲気だが、何だか癇に障る。

お客様が心待ちにされている商品

そりゃそうだが、あえて記載しないといけない事だろうか?
私がドライバーだったら、わざと邪険に扱ってしまいそうだ。
最近の過剰サービスが気持ち悪い。
サービスの押し売りだ。
押し売り過ぎて一周まわって逆に迷惑だ。
こんな感じの店員も最近多いよなァと思う。
サービスしてますよ感が過剰で全く気持ちが伝わってこない。
こんな時私はいつもNYの店員達を思い出す。
例えば洋服屋は大抵洋服が床に落ちている。
もちろん誰も拾わない。
サイズ違いがないか聞くと、え?その辺にあると思うからちょっと探してみて!
と言って飲み物を飲みながら雑誌を読んでいる。
ナイス!
例えばファストフード店のレジで注文をする時、レジのお姉さんは調理のお姉さんと話に花を咲かせていて、その合間に接客をしている。
その為カラダはお客のほうでなく、半分後ろを向いている。
私が注文すると、ギャハハハハ~と笑いながらレジを打つ。
いらっしゃいませとか注文した品を復唱するとかもなく、とにかくひたすら楽しそうに調理のお姉さんと話ながらレジだけを打つ。
お客の私とは何も会話をせずに終了する。
ナイス!
これで成立するからいいのだ。
全く腹が立たない。
それどころか放っておかれながらも対応はしてくれるから超合理的だ。
これぐらいアバウトで全然いいんだけどなァと思う。
クレームを言う人は何をしても言うから宇宙人だと思えばいい話だ。
ちなみに私が最も嫌なのは、洋服を見ている時店員がやって来て、
これ超カワイイですよね~。私も持ってるんですよ~!
と得意気に言ってくる時だ。
そんな時私はすぐさま自分シャッターを下ろす。
閉店ガラガラ。さようなら。

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