デイリーMoccoly

まさかの展開!

鳥が怖い。
足とか羽とか気持ちが悪い。
ハトまでならば近くに行けるが、カラス以上からは近寄る事さえ出来ない。
手や肩の上に乗せたりすという行為に至っては小鳥からもうダメだ。
そんな私が先日喜茂別に行った時にダチョウを見た。
こんな沢山のダチョウを生で見たのは初めてかもしれない。。。
分かってはいたが超デカい!
エサを買って手渡しで与えられるようになっており、他の人は楽しそうに与えていたが当然私は無理。
恐る恐る近づくだけで精一杯だった。
少し見て帰ろうとした時、飼育のお兄さんが登場して今度はちゃんとしたエサを与えていた。
怖いながらもちょっと興味はあったので観察してみる事に。
すると、メスとオスの違い、リーダーと下っ端との格差、カラダが大きいくせに車のエンジン音に異常に反応して怖がって一斉に逃げたりなど、
ダチョウの生態が垣間見れてちょっと面白くなってきた。
一見呑気そうに見えるがダチョウ社会も結構大変そうだ。
飼育のお兄さんといろいろ話をしていたらダチョウのタマゴの話に発展した。
すると一緒に連れて来てもらった地元のうどん屋の店長が興味を示し、急遽その場でタマゴを購入する事になった。
ダチョウのタマゴは毎朝交互にいろんなメスが産むらしく、今日は3個産んだそうだ。
値段は1個2000円。そのうち1000円は殻の価値らしい。
殻に模様などを描いてアート作品にしたりオブジェにしたりするそうだ。
これが果たして安いのか高いのか分からないが、今朝産みたての貴重なタマゴと考えると安いのかもしれない。
タマゴを持ってみるとまだ温かかった。
散々怖がっていたダチョウのタマゴを持つ事になるとは予想もしていなかったが、とても貴重な体験が出来た。
店長は3個買うから5000円にしてと値切り、いきなり3個全部購入した。
さすが店長太っ腹!
お兄さんから殻の割り方と食べ方の説明を受ける。
一番美味しい食べ方はプリンだそうだが、作るのが大変だから目玉焼きにしよう!という事になった。
これは思わぬ展開になった。

つづく

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