自由な土地
北海道喜茂別の三田家とは今ではすっかり家族になった。
毎年行く度に子供が増え、上の子達は大きくなっている事がとても嬉しい。
自然にのびのび育っている子供達とその周りにいる大人達を見ていると、人間本来の営みを感じ、いいなァと癒される。
都会の電車やお店などで見る家族や親子はほとんどギスギスしている。
些細な事でヒステリーになり子に当たり散らす親と、その親の対応に益々機嫌が悪くなる子供。
悪循環システム。
もちろん親は愛があっての事だと思うが、1人の人間としてちゃんと尊重しているのか?と目を疑う光景ばかり。
子供は親の所有物ではない。
なんて親からしたら、子供がいないお前に言われなくないよ!
って話だが。。。。はい。すいません。。。。。。
とにかくそんな私にとってホッと出来る家。それが三田家なのだ。
三田家の大黒柱のお父さんはアフリカンチーム『トヤトヤ』のリーダー。
自由で穏やかな人柄の三田さんが主催してくれるクラスはもちろん自由で穏やかな雰囲気。
『自由』、『自由』と良く言うけど、自分が自分を愛し尊重し、更に他人も愛し尊重出来ないと本当の自由にはなれないと思う。
好き勝手やるのは自由ではない。
それはただ単に『自分勝手な人』だ。
自分も他人も尊重し合えば、他人の動向は気にならず口出しもしようとは思わない。
自分の道を進むのみだ。
三田家をはじめ、三田家のまわりの人々は老若男女正しく『自由』を生きている。
環境がそうさせるのか、そこに生まれ育った代々先輩達がそうさせるのか分からないが、
他の土地とはまるで違う自由があるように感じる。
だから私も気兼ねなく三田家で自由に出来るのだ。
なんて、都会の親子のギスギスを気にしてるようでは、私も正しい自由人とは言えないよなァと思った。
自由の女神に乾杯!