ワンカップ愛
ハタチの時から愛飲している大関のワンカップ。
店頭に売ってるのを見るだけで、ワクワク心躍る。
ワンカップには夢が詰まっている。
しかし当時から女子でこの酒を愛飲してる人って滅多にいない。
というか、私以外好き好んで呑んでる女子を見た事ない。
コンビニでも私以外買ってる女子を見た事がない。
以前ツアー先のコンビニで、ホテルで呑む用にワンカップをカゴに入れたら地元の知り合い女子に、
「ワンカップ買ってる女子初めて見た!」
と驚かれた。
そう、ワンカップはおじさんの飲み物。
だから不動の地位を築き上げたのだ。
そんなワンカップの様子が最近おかしい・・・。
ラベルの裏に、どう考えても場違いなイラストが描いてあるのだ。
若者に寄せに行ってる感丸出し。
でも、このイラストのような若者達はワンカップなんて呑まない。
特に女子2人揃って家でわざわざワンカップを呑むなんて、それはもう私とダンサー仲間の松本リンタ以外にいない。
もちろんこんな爽やかではない。
そしてこの時期だからだろうか
「ありったけのふつうの幸せ」
と記してあるが、若者にとってワンカップは非日常だし、ワンカカップでは幸せを感じないと思う。
そして何より衝撃的なのが、酒の肴だ。
ピザってなんだよ!
頭がクラクラする。
意識が遠のく。
ちょっとした脳震盪だ。
ワンカップには、“ホヤ”とか“ナマコ”とか“くさや”とか“刺身”とかでしょ。
ちょっと若者に寄せるなら「おでん」とか。
本来“塩”さえあればいいくらいなのに、ピザって・・・ピザって・・・ピザって・・・。
これじゃワンカップが台無しじゃないかーーー!!!
情緒がないじゃないかーーーーー!!!
そんなに若者に媚びなくていいよ。
トホホ・・・。
いよいよ大関血迷ったか!?
美味しくワンカップを呑んだ後にこのイラストで打ちのめされた私。
頭は朦朧としているが何だか呑んだ気にならずもう1カップ呑み、そして寝た。
そんな私のおうち時間。
大関に幸あれ。