2021年4月28日 水曜日 19:02 更新
ナイスな波動
土星からやってきたミュージシャン「サン・ラー」が脚本、音楽、主演をつとめ た映画 『サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス』を観た。 凄く面白くてあっという間に時間が過ぎた。 このシリーズを普通に毎週テレビで観たい。 金星から地球に来た私としては、すべてが自然で通常で身内を観ているようだった。 しかし、これが1974年に公開されていたという事を考えると、相当アバンギャルドだったんだろうなと思う。 2021年の今観ても映像や小道具はなかなかなもので、全くショボさを感じない。 それどころか、サン・ラーの服や当時のファッションが可愛くてオシャレで見どころ満載だ。 そして何より、サン・ラーの音楽が凄くイイ! 音楽の波動があるからこそ地球は存在している! 今こそ人種的、政治的暴力から脱却し、精神を開放しよう! という事を自らの音楽を通してメッセージを伝えに土星から来たサン・ラー。 しかし結局地球人の凝り固まった考えは覆せず、 地球人は目で見える現実しか信じない! として、土星に帰ってしまう。 最後のシーンで地球が真っ二つに割れるのが印象的でなかなか面白かった。 後日サン・ラーのレコードを聴いた。 今までにない斬新なリズムパターンと自由で洗練されたサウンド。 それでいてアフリカンの土臭さも匂わせるテイスト。 久しぶりに超イケてる音楽を聴いて魂が喜んだ。 この世は目に見えない物の方がたくさんあるし、そっちの方が重要で本物で現実だ。 目に見えているものは、自分の意識をただ映画のように目の前に映しているだけ。 ある意味自分だけの世界。 だからこそ意識が変わればいくらでも目の前の映像は変えられる。 私がサン・ラーの映画を観て音楽に触れられたのは、自分の波動とサン・ラーの波動が一致したから。 これはとても光栄な事だ。 日々益々エネルギーを高めたいと思った。 そうすれば近い将来、サン・ラーとテレパシーで会話できるし、銀河系のどこかで会えるだろう。