デイリーMoccoly

なんだかなァ。。。。

都内の美術館で開催していた『マスク展』に行って来た。
当たり前だが館内は超静か。
平日にも関わらず結構たくさんの人が来ていたが、とにかく静か過ぎて何だか異様な空気に包まれていた。
そんな中、マスクが超イケていて大爆笑する私。
皆、面白いマスクを何であんなに真剣に見れるのだろうか?
これが美術館じゃなかったら絶対大爆笑してるはず!
私は笑いをこらえるのに必死で何故か鼻の穴をふさぎながら見てまわった。

それにしても陽気なマスクと静寂ぶりが全く噛み合ってない。
その国では日常的なマスクをこんな厳かに見ている場合ではない。
民族音楽でも流しながらもっと楽しむべきだ。
私がアフリカンダンスをしている国、コ―トジボア―ルのマスクもたくさんあった。
コ―トジボア―ルのものは一際面白い顔をしており、私の爆笑はいよいよ頂点に達したが、
そんな面白いマスクほど皆険しい表情で見つめていた。
あのマスクから「面白い」意外の一体何を見いだそうとしているのか。
謎過ぎる。
そして非常に見づらい配置と順路も謎だらけだった。
次にどっちに行ったらいいのか分からない。
しかも古い建物だからエレベーターなどは無く、順路が分からなくなった足が悪い年配者が
階段を無駄に上り下りしている姿も見かけ、非常に入館者泣かせな場所だった。
狭い部屋に大きなマスクを展示したり、真っ暗な場所に真っ黒いマスクを展示したりと、
えっ!何故ここに?と思う場面も多々あった。

なんだかなァ。。。と思っていると突然「触らないで下さい!」とスタッフに厳しく注意された。
触るも何もマスクは手の届かない遥か向こう側にある。
「えっ?マスクに触れない距離ですけど。。。。」と言うと、「壁に触れないで下さい!」と言われた。
。。。。えっ!壁に触っちゃいけないの?こんなキズがたくさんある壁に?
ガチョ―――――ン!
大事にするポイントがズレまくっている。
静寂や順路の件で今まで居心地が悪かったとこにきてこの仕打ち。
もうガックリきた。
マスクはイケてるが、開催場所や方向性がイケてない。
もっと多目的スペースやいっそのことクラブなどで、民族音楽の生演奏をバックにワイワイ見る方がよっぽどいい。
コ―トジボア―ルのマスクについては、私のダンスの師匠のバドゥにマスクダンスをしてもらい、
実際はこんな感じで使われていますよ!というパフォーマンスなどもやった方がいい。
マスクはただ無表情にじっくり見るものではなく、体験して感じて楽しみながら見るものだと心底感じだ。

何かもの凄くもったいない展示だったよなァ。
と思いながら売店で母レイコに一応お土産のマスクを購入。
するとレイコはそのマスクにこんな飾り付けをした。(写真参照)
ほら!見て!見て!
と無邪気に見せに来た瞬間、私は生まれて初めて母レイコの偉大さに気付いた。
このような遊び心を通り越した、くだらないバカバカしい心が非常に大切だ。

次回のマスク展は是非とも母レイコに監修してもらいたいものだ。

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