デイリーMoccoly

くわばら、くわばら

週2回自分のカラダのレッスンの為、都内某所まで行っている。
最寄り駅からレッスン場までの道に整体院がある。
そこは比較的新しく若者のスタッフが多い。
私がいつも13:00過ぎ頃通ると、ちょうどスタッフがお昼の食事の買い物から帰ってくる時間と重なることがしばしば。
若者だからか時間が無いからか、どのスタッフも手には決まっていつも近くのセブンの弁当かマックの何かを持っている。
嗚呼・・・毎日コンビニ弁当やマックを食べている人にお金と時間を使ってカラダをケアしてもらいたくないよなァ・・・。
と私は毎回思ってしまう。
自分が全くそういった物を食べないというか食べられないから余計にそう感じるのかもしれないが、食べ物で人間は作られて、更にその食べ物の波動は施術の際、手を通して確実に患者さんの体内に“気”として入っていく。
しかもスタッフは整体しに来る人に、極力そういう食べ物を食べないようにと、食事のアドバイスをしないとけない側だ。
にもかかわらず、自ら率先して毎日お昼に食べている。
あまりそこまで意識していないのだと思う。
だとしたら益々これは恐ろしい事だ・・・。
もちろんそんな事気にしないお客さんならいいし、どんな物を食べていようが、そのスタッフ達が皆、腕利きであればいい。
でも私は恐ろしい現象だと思ってしまう。

しかし、世界で初めて無農薬・無施肥のリンゴの栽培に成功したあの有名な木村さんも、あんなにこだわって無農薬を極めたのに、自分は毎日カップラーメンを食べていたと本で読んだ事がある。
とにかく忙しいから、カップラーメンですら食べてる時間がなかったとの事。
カップラーメンは便利でいいとも言っていた。
それを思えば、まぁ何を食べようが気持ち次第で全く問題ないのだ。

“いい!”と思って食べれば毒でも健康食品になるし、“嫌だ!”と思って食べれば無添加のエネルギーあるものでも毒になる。
食べ物に限らず人間は自分の意識一つでいかようにも変化するのだ。

なんて分かっちゃいるけど、あの整体スタッフの手に持つ食べ物を見ると、やっぱり私は恐ろしい現象だと思ってしまう。

くわばら、くわばら。

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