デイリーMoccoly

夢のMJ’s FES

みうらじゅんフェスに行って来た。
平日だからそんなに混んでないだろうなァ・・・なんて高を括て行ったら、とんでもなかった。
予想を遥かに超えた人気ぶりにビックリ!
最寄り駅からのバス乗り場の時点ですでに長蛇の列。
たまたま地元の人がこのバスを利用する時間帯なんだよね?
って思ったら、みうらじゅん行列だった。
しかもその行列の中の1人から、Moccoly!と声を掛けられ更にビックリ!
昔の知り合いに偶然再会した。
彼女ももちろん、みうらじゅんフェスに行くとこだった。
やっぱり私の周りはみうらじゅん好きがいるなァと再会の嬉しさに輪を掛けて嬉しくなった。
会場に着いてもチケット売り場でまた行列。
地方からわざわざ来ている人もいて、みうらじゅんの底力を感じた。
会場の川崎ミュージアムは結構広かった。
そこに幼少時代からの作品や収集品など細かい展示物がびっしりとあった。
マズイ・・・これはスクラップブック1冊見ただけで1日終わる。
これを全て見てたら1か月あっても足りないぞ・・・。
と入り口付近ですかさず危険を察知した私は、ザックリ見ることにした。
それでもさすが、「国宝」ならぬ「ボク宝」級の価値!と自ら語るだけあって、かなり大満足でお腹いっぱいになった。
会場の後半、最近のマイブームだという冷蔵庫に貼る水道トラブルなどのマグネット「冷マ」の展示があった。
この「冷マ」という名前もみうらじゅんが作った名称だが、このように名前が存在しない物へのネーミングのセンスも毎回ため息が出る程素晴らしい。
冷蔵庫4台にビッシリ貼られた冷マの中に、ちょいちょいみうらじゅん本人が登場しているオリジナル冷マがあった。
今まではこの冷マ、忘れた頃にポストの中に入っているやっかいでダサい物という認識だったが、これを見てしまったら、
私もオリジナルの冷マを作りたい!各家庭の冷蔵庫に貼って欲しい!
と熱い闘志が湧いてきた。
嗚呼、何故こんなにも私はみうらじゅんにやられてしまうのか。
本来無い仕事や無い物を独自に作り上げていく、唯一無二のセンス。
無駄こそ最大の美学。
悔しいくらい縦横無尽の角度から飛び出す才能。
数年前に一度お会いする機会があった際、あまりに好き過ぎてすぐ目の前に座っていたのにお声を掛けられなかった。
こんな可愛らしい私の一面も引き出してくれる、みうらじゅん。
想いは益々募るばかり。

 

 

 

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