デイリーMoccoly

第2回虫を食べる会 その1

予想以上に大変好評そして大反響だった『虫を食べる会』。
皆さんのリクエストにお応えして昨年12月に第2回を開催した。
今回の参加者はギャルとおじさまという異色なメンバーだったが、
同じ虫を食べる者同士、最初から超自然なムード。
講師はもちろん“虫ちゃん”。
そして今回私は参加者からアシスタントにまわった。

まず最初にお通しとして登場したのは、前回同様【ドライワームスナック (コオロギ・ミルワーム)】 
前回は虫ちゃんの計らいで初心者にも食べやすいようナッツなどを混ぜたのだが、今回はダイレクトに味を楽しんでもらおうと、
フリーズドライの昆虫スナックをそのままの状態で出す事に。
参加者の皆さんは何の抵抗もなく、うまい!うまい!とパクパク食べて、あっという間に完食。
やはりそのままの方が断然うまかった!
相変わらずのパッケージの可愛さに、ギャル2人は大はしゃぎ。
そしてその様子を見て喜ぶおじさま達。
のっけからなんとも微笑ましい光景。

メイン1品目は【ハチノコのしゃぶしゃぶ】
1品目にしていきなりこの日の超目玉料理が登場!
このハチノコはスズメバチ。
実は滅多に手に入らないようで、虫ちゃんでもあまりお目にかかれない高級食材なのだとか。
もしお目にかかったとしてもかなりの高額の為、庶民の手には届かないとの事。
そんな高級食材が何故今回用意出来たのかと言えば、もちろん虫ちゃんの人脈のお蔭!
虫ちゃんの食虫師匠がたまたま持っていたものを、少し譲ってもらえたのだ。
この高級食材には、食虫経験のあるおじさまの1人も大感激!
まさかここでコレが出て来るとは!この虫の会はスゴイ!と大興奮。
一気にこの会の格が上がった。
虫ちゃんよ、ありがとう!
まずはピンセットでハチノコを取り出すところからみんなでスタート。
巣の中は、幼虫からだいぶ成虫になったものまで様々。
取り出す作業はコツをつかむまでなかなかに難しいと同時に、
幼虫の目がとても可愛らしくて、よしよし大事に食べるからね。
という気分になる。
取り出した幼虫は真っ白で美しかった。
それをそのまま鍋に入れて数秒待って、ゆずポン酢に付けて食べる。
うおおおっっっっっ~!!!!!!
何といううまさ!
まさに高級食材の味!
白子のような食感だが、白子より数百倍うまいし栄養がある感じがした。
これは大切にいただかなくてはバチが当たる。
だってまだ幼虫で赤ちゃんだし。
だからこそのうまさと栄養なのかもしれないが、またしてもカルチャーショックを受けるほどのうまさ。
これには参加者の皆さんも早々に度肝を抜かれていた。
せっかくだからと、いい昆布とネギとゆずポン酢を使用したのも良かったのかもしれない。
またもやあっという間に完食!
この後に登場する料理に全員の期待が膨らんだ。

つづく

以下、虫が苦手な方閲覧注意!

※虫を食べる会 その1
※虫を食べる会 その2

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