デイリーMoccoly

ワンカップ愛☆

生誕40周年記念に作った手ぬぐい。(1枚1500円で好評発売中!)
私が大関のワンカップを呑んでいる切り絵がデザインされている。(過去の記事「表紙のモデル」参照)
これは、ツアー中ホテルの部屋でお風呂に入る前に、
一人でワンカップを呑んでいる写真が元になった。
ワンカップって昔から妙に大好きで、ついつい買ってしまう。
高くて美味しい日本酒はもちろん大好きだが、ワンカップの魅力は別格だ。
あの安くて駄菓子屋みたいなチープな味がホッとする。
カップのサイズや飲み口の厚みもいい。
あれをお猪口に入れて呑んだら、全く美味しくないだろう。
あのカップだからこそのファンタジーなのだ。
以前地方のコンビニでワンカップを買っていたら、地元のお世話になっている人から、
「ワンカップを買ってる女子を初めて見た!スゲーーーッ!」
と、驚かれた。
え!そんな特別なことなの?
私20代前半から普通に買ってるんだけど。
ワンカップって私からしたら、一般女子で言うところのティラミスとかプリンとか
買うのと同じ感覚だし、同じワクワク感だ。

ある時ホテルの部屋で、これを熱燗にしたいなァと思った。
どうしたらいいものか・・・と考え抜いた揚句出た答えは、
「必殺!沸かしたポットにそのまま入れる作戦!」
これがなかなかいい具合に熱燗ワンカップになった。
高卒のバカな頭にしては、我ながら素晴らしい知恵だ。

そうそう、先日亀有駅ホームのコンビニでワンカップの超達人に遭遇した。
レジでワンカップを購入したおじいちゃん。
「コレここで呑むから!」
と言うのと同時に、レジの前でワンカップを一気飲み!
その間約5秒弱だったのではないだろうか。
そして飲み干したワンカップを店員に渡し、颯爽と店を後にした!
スゴーーーーーーーーイ!
カッコイーーーーーーイ!
感動したしヒーローにも見えた!
超いいものを見た!
店員も、スゴイですね!と驚いていたが、これぞ亀有!これぞ葛飾!なのだ。
この街に生まれて良かったなァと思ったと同時に、
あんなおじいちゃんがまだ健在している事に安心した。
そしてワンカップを愛しているつもりだったが、
あのおじいちゃんに比べたら私なんかまだまだヒヨコ過ぎて恥ずかしくなってきた。

あの日から私のワンカップ愛に益々火がついたのだった。

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