デイリーMoccoly

虫を食べる会 その2

虫を食べる会、3品目はメインその1「巨大イナゴの素揚げ」
イナゴのつくだ煮は昔よくおばあちゃんちの食卓に登場したが、
そのイナゴの2倍以上はあるであろう、巨大イナゴが登場!(写真1参照)
おお!デカい!
立派なその姿に、貫禄を感じる。
このイナゴを油でさっと揚げる。(写真2参照)
カラリと揚がったイナゴ達。(写真3参照)
単独にしてみても、やっぱり立派!(写真4,5参照)
そしてちょっと揚げただけなのに、美味しそう。
この料理は是非ビールと一緒に味わって欲しい!
という虫ちゃんに従って、ここからはビールも登場。
みんなで乾杯して、何の躊躇もなく早速イナゴをパクリ!(写真6,7参照)
うまーーーーーーーい!
そしてビールをゴクリ。
うまーーーーーーーい!
こんなうまい料理を何故居酒屋で出さないのか!
川えびのから揚げより数倍うまいぞ!
今回“米油”というちょっといい油を用意したのだが、この油がイナゴの味を損なわずカラッと揚げるのに貢献してくれた。
そして、たまたま買いに行ったMoco*Room近くのスーパーに“有機農法ビール”という見慣れない、
しかし虫を食べる会にもってこいのビールを発見し、購入してみたのだが、これがまたうまかった!(写真8参照)
いろんな要素がいい具合に交わって、イナゴもビールも止まらない。
ただ、食べる時に足のトゲトゲに気をつけないと、口の中で刺さる。
でもこれもまた一興だ。
この時点で参加者のみんなは、ほとんど虫に慣れ、会話も虫とは全く関係ない話題中心になり、
虫を食べる会はただの飲み会になってきた。(写真9参照)
それくらい虫が普通になってきたのだ。
当然イナゴはすぐになくなり、おかわりへ。
虫ちゃんはせっせと2回目の揚げ作業に突入。
大量のイナゴを持って来てくれたが、これまたあっという間に完食。
絶対余って持って帰ることになるだろうと思っていた虫ちゃん、ここでもビックリ!

4品目は箸休めの「セミ幼虫の燻製」
わざわざ虫ちゃんが仕事帰りに代々木公園で採ってきたというセミの幼虫を、事前に燻製にして持って来てくれた。
まさに採れたての新鮮な幼虫。
コロンとお皿に転がった幼虫達はとても可愛らしい。(写真10参照)
これから食べるのが何だか可哀想になるくらいだ。
しかし、匂いを嗅いだ瞬間、燻製のいい匂いに我慢出来ず、すぐに手が出てしまった。
口に入れた瞬間!
何コレーーーーーーーーーーッ!
高級なソーセージの燻製味!
うまさと驚きでうろたえる。

セミの幼虫ってこんなにうまいのか・・・。
セミの幼虫って高級な肉の味がするんだ・・・・。
セミの幼虫て宇宙ってるなァ・・・・。
セミの幼虫って・・・・。
セミの幼虫って・・・・。

うまみがギュッと詰まった濃厚なうまさ。
これはまさに高級珍味だ。
何年も土に埋まっていたから、栄養も相当高いのだろう。
たった1匹で物凄いエネルギーを補給した感じがした。
これも今すぐ季節限定で居酒屋のメニューに出した方がいい。
夏は冷やし中華の他に、「セミの幼虫始めました!」って張り紙が、あちこちの居酒屋で登場する日がくるかも!

つづく

虫を食べる会 その1

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